認知症テスト

2016年04月21日

介護職やご家族など、専門医ではなくても簡単に実施できる簡易な認知症テストをご紹介します。

認知症の早期発見に適しており、病院などの医療機関でもよく使用されています。

1. お歳はいくつですか?
(前後2歳まで、1点)

2.今日は何年の何月何日ですか? 何曜日ですか?
(年、月、日、曜日 各1点)

3.私たちが今いるところはどこですか?
( 2点 ヒント有りでは1点)

4.これから言う3つの言葉を言ってみて下さい。あとでまた聞きますのでよく覚えておいてください。
(1か2どちらかで実施し一単語ごと1点)1:a)桜 b)猫 c)電車
2:a)梅 b)犬 c)自動車

5.100から7を順番に引いてください。
(93:1点 、86:1点)

6.これから言う数字を逆から言って下さい。
2-8-6(6-8-2 ,1点)
9-2-5-3(3-5-2-9 ,1点)
7. 先ほど(問4で)覚えてもらった言葉をもう一度言ってみて下さい。
( 各2点、ヒント有りでは各1点)
ヒント:a)植物 b)動物 c)乗り物

8.これから5つの品物を見せます。それを隠しますので何があったか言って下さい。
(関連性の無い物5つを見せる)
(言えた数で0~5点)

9.知っている野菜の名前をできるだけ多く言って下さい。
(6個で1点〜10個以上5点)

目安として30点中25点以上で、認知症の疑いの可能性が低く、4点以下だと高度の認知症の疑い有りなど段階的な評価となります。

簡易的なテストですので評価はあくまでも目安です。